楽天ドライブの登録

2024年7月1日月曜日

Cloud

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楽天ドライブについて

楽天が初めたクラウドストレージサービスです。
太っ腹の楽天らしく、無料で10GBの容量を利用できるとのことなので登録してみました。

サービスの特徴

  • 既存の楽天IDで利用可能
  • 無料で10GBの容量がもらえる
  • Web版Office365が利用できる
  • メールやメッセンジャーサービスと連携してファイル送信

もともとは韓国で展開されていた「Sendy」というサービスを楽天関連会社の傘下にして日本でもサービスを展開しているようです。元々の名前から連想するに、ファイルの送信機能をウリにしているようでサイトでもファイルのアクセス管理と大容量データの送信をアピールしています。以前はやった「宅ファイル便」の上位互換みたいなものだと感じました。

 楽天シンフォニー株式会社は6日、ファイルストレージサービス「楽天ドライブ」の日本国内における本格提供を開始した。個人向けと法人向けの両方を用意し、大容量ファイルの高速通信を実現するほか、クラウド上で安全かつ簡単なファイル管理/共有が可能とする。

楽天ドライブにログイン

元々使用していた楽天IDでログインしました。

楽天ドライブにログイン

10GBの容量を得るためチャレンジリストの実行

チャレンジリスト

楽天ドライブの使用を開始しても、当初は1GBしか容量をもらえていません。
10GB使えるようにするためには”チャレンジリスト”を実行しなくてはなりません。各項目はチュートリアル的内容になっています。Dropboxにも使用容量を増やすためにタスクを実行しなくてはいけなかったと思いますので似ていますね。

チャレンジリスト


[チャレンジ1]メールアドレス認証

楽天IDに登録されているメール宛に認証メールを送信し、届いたメール内のリンクをクリックすることで認証設定されます。

メールアドレス認証の成功メッセージ
認証を完了すると「大成功!」と表示されます

[チャレンジ2]アカウントを完成させる

楽天ドライブのアカウントの設定を行います。
アカウントに登録されている名前は楽天IDから引き継いでいますが、生年月日、性別が未設定なので入力しておきます。規約では原則として未成年はサービスが使用できないことになっているので生年月日は正しく入力しておいたほうがいいと思います。

[チャレンジ3]フォルダを共有する

「フォルダを共有する」をすると1GBの容量をもらえます。
”チャレンジ”を達成するためだけに仮のフォルダを作成します。

フォルダの作成


新しいフォルダの作成

フォルダのリストから作成したフォルダのメニューをクリックし、「共有」を選択します

ファイル操作画面

ファイル共有選択

「招待リンク」を選択し、「招待リンクを作成」をクリックします。

招待リンク作成

共有の設置を行います。
「閲覧可能」/「編集可能」等の権限、パスワードや共有の有効期限を設定できます。

共有の詳細設定

「作成」ボタンをクリック後、作成された招待リンクをメールやメッセンジャーで共有を許可したい相手に送信します。
今回はチャレンジタスクを実行したいだけなので自分で使用しているメールアドレスのうち、楽天IDに設定していないメールアドレス宛に送信しました。

招待メールを受け取り、メール中のリンクをクリックして「許可する」を選択すると共有設定が完了します。同時にチャレンジタスクも完了します。

[チャレンジ4]楽天ドライブでファイルを送信

チャレンジタスクを実行するため、テストファイルを楽天ドライブにアップロードします

ドラッグアンドドロップによるアップロード

アップロードしたファイルのメニューから「楽天ドライブで送信」を選択します

楽天ドライブで送信


オプションを設定して送信をクリックするとファイル送信できます。

ファイル送信の詳細設定


以上でチャレンジ項目がすべて完了し、10GBの容量をもらえました。

かるく操作した雑感

他のクラウドストレージサービス、DropboxやOneDriveのようにデスクトップアプリはありません。Chromeの拡張機能はありますが、ローカルのフォルダを同期するといった機能はないようです。

Web版Officeを使用できるとのことですが、新規にOfficeファイルを作成することはできず、アップロード済のOfficeファイルをクリックするとビューワで内容を閲覧できます。対応しているファイル、例えば”.xlsx”ファイルの場合は「Microsoft  Excel for the Web で開く」をクリックするとWeb版Excelで開き直し、編集操作することができます。
試しに操作してみたところ、少し動作が遅いような気がしましたが、ネットワーク帯域の状況により異なると思います。

ファイルの送信や共有編集に特化しているサービスと思われますが、私は誰かにファイルを送信する機会はほとんどありません。なので自分の所有している複数デバイス間でファイルの送信に活用しようかと思ったのですが利用規約に気になるところがありました。 

7. 禁止事項
〜 省略 〜
同一利用者(同一IPアドレス)からの複数ブラウザ等を用いた、本サービスを利用した複数同時での送受信等を行う行為
〜 省略 〜

おそらく”DoS”攻撃的な操作を禁じるための項目だとは思うのですが、疑われるようなことにはならないよう気をつけたいと思います。
うまく活用するアイディアが思いつかない当面は、すでに利用しているクラウドストレージを空けるための待避用になるかと思います。

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