スマモッチャーの設定②:非公式modのインストール

2019年10月30日水曜日

IPカメラ

t f B! P L
[参考資料]

非公式mod利用の目的

多機能が魅力的な製品なのですが、以下の理由から公式な使い方は躊躇してしまいます。
  •  スマホアプリの使用が必須だが、そのアプリは「apk」ファイルで提供されるGooglePlayを通さない野良アプリ。
  • クラウドサーバーに動画を保存してるっぽい。ユーザー登録すると外出先からカメラを操作できのがウリだが、登録しなくても動画を抜き取ってるじゃないの?疑惑。

使用できるmodファイルの確認

[参考] https://github.com/ant-thomas/zsgx1hacks

ファームウェアのバージョンにより、使用できるmodのファイルが異なるようです。どうやら古いファームでは「/root」が書き込み可になっていて好き勝手できたようですね。あとから読み取り専用に対策されたようです。
「/root」を直接操作するmodファイルと、別の手段で操作するmodファイルがあるようです。
今頃手に入るのは対策済みだとは思うのですが確認してみました。確認する手段はいくつかあります。

方法1. ファームウェアバージョンの確認

telnetで接続し、下記コマンドを実行します。
ls /tmp | grep -F 3.

すると、結果は「3.4.2.022」でした。
「3.1.1.0908」より新しいので使用できるのは「readonlyhack-v0.1.zip」になります。

方法2.書き込みできるか確認

「ls -l /」でパーミッションを確認してみたところ、「/root」は読み取り専用、「/home」はrootユーザーが書き込み可能でした。念の為「touch aaa」を各ディレクトリで実行すると「/root」 では「Read-only file system」と怒られ、「/home」ではファイルが作成されていることを確認しました。

非公式mod利用のインストール

購入したスマモッチャーは「/root」が読み取り専用だと確認できたので使用するmodファイルは「 readonlyhack-v0.1.zip」となります。

これをダウンロード→解凍した中身をmicroSDにコピーしてスマモッチャーにセットし、起動するだけです。

 非公式modの機能

  • ssh
    • 「readonly」バージョンはパスワード無しなのがちょっとモヤモヤ
    • 「scp」は使えない。おそらく「ssh-client」は入っていないため。
  • Web UI カメラ操作
    • 「http://<IP Address>:8080/cgi-bin/webui」にアクセスします。
    • 斜め上は動かない
  • クラウドサーバーのブロック 
    • hostsファイルを書き換えるらしい
  • 音付きストリーミング配信
    • 高音質 rtsp://192.168.x.x:8001/0/av0
    • 低音質 rtsp://192.168.x.x:8001/0/av1

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