使用するのは「Raspberry Pi2 Model B V1.1」です。
ずっと放置していたせいか、起動に失敗することが多々ありました。
おそらくMicroSDカードスロットの接触不良と思われたので、スロットに接点復活剤をかけたら調子が良くなりました。
今回の使用目的は各種サーバーなので、GUIのない「Raspbian Buster Lite」 をインストールしました。手順としてはTorrent経由でRaspbianのイメージファイルを入手し、Linux PC の「dd」コマンドでMicroSDにイメージを書き込みました。
また、インストール段階でSSHできるようにし、ラズパイにはモニターやキーボード不要で操作できるようにします。
1. Torrentファイルのダウンロード
公式サイトからTorrentファイルをダウンロードします。2.イメージファイルのダウンロード
TorrentクライアントでRaspbianのイメージファイルをダウンロードします。3.MicroSDカードのデバイス名確認
Linux PCにMicroSDカードを接続し、「fdisk -l」コマンドでデバイス名を確認します。今回は「/dev/sdc」でした。
4.イメージの書き込み
「dd」コマンドでイメージをMicroSDに書き込みます。cd ~/Download/
sudo dd if=2019-07-10-raspbian-buster-lite.img of=/dev/sdc bs=1m
5.SSHの有効化
「boot」パーティションに「ssh」というファイルがあるとRaspbianのSSHが有効になります。sudo mout /dev/sdc1 /media/sd
touch /media/sd/ssh
sudo umount /dev/sdc1
6.ラズパイの起動
イメージを書き込んだMicroSDカードをラズパイにセットし、LANケーブルをルーターと接続します。microUSBでACアダプタを接続して起動します。 起動するとホスト名「raspberrypi.local」という名称でLANに接続しています。 ユーザー名「pi」、パスワード「raspberry」でSSH接続することができます。
ssh pi@raspberrypi.local
7.インストール後の初期設定
まずシステムのアップデートをしておきます。sudo apt update
sudo apt upgrade
「raspbai-config」でシステムロケールやパスワードの再設定等を行います。
sudo raspi-config
以上で最低限の初期設定はできていると思います。
本来ならIPアドレスを固定したほうが良いのですが、ホスト名で接続できているのでそのままでサーバーセットアップを進めたいと思います。
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